Production
Business生産事業
北海道農場TOMINAGAの、北の拠点へ
日本の玉ねぎ生産の約65%、かぼちゃ生産の約45%を占め、日本の食糧基地として外せない北海道。TOMINAGAは近年、富永農産〜北海道農場をスタートし、玉ねぎの生産を始めました。玉ねぎ以外の野菜も含め、品目・生産量ともに拡大を目指して研究開発を進めるとともに、北海道産かぼちゃの集荷でシェアを拡大中。淡路・神戸に続くTOMINAGAの「北の拠点」とするべく、力を注いでいます。
国産パプリカ農場甘くてジューシーな
国産パプリカを生産
現在、日本国内に出回っているパプリカの約9割はオランダ・韓国などからの輸入品であり、TOMINAGAでも輸入パプリカを扱っています。年々需要が増え続け、国産パプリカが期待される状況を鑑み、TOMINAGAではまだ珍しい国産パプリカの生産も2021年よりスタートしました。国産ならではの、より肉厚・ジューシーなパプリカを、新鮮なまま皆さまにご提供しています。
リサイクルシェア1位だからこそ、
リサイクル1位も目指して
少しでも無駄なく、少しでも自然に還すことを目標に、玉ねぎやかぼちゃの選別・加工後に不要となった残渣物のリサイクル化を、2011年から始めました。
TOMINAGAで年間に発生する残渣物の量は、約2,000トン以上。リサイクル施設は富永商事淡路本社の近隣に完備し、残渣物を自然発酵により堆肥化しています。
1年かけて、ゆっくり堆肥化
残渣物が完熟した堆肥になるまでにかかる時間は、なんと約1年。酵素を供給するために、堆積した残渣物をときどきパワーショベルでかき混ぜます。完熟堆肥の最後の工程では、堆肥を攪拌機でかき混ぜ、均質な堆肥に仕上げます。完成した堆肥は、神戸大学大学院農学研究科土壌学研究室で品質評価をした後、淡路島の自社農場で再利用。土壌の改良や、再び作物の栄養素として活用されています。将来的には、自社農場だけではなく販売も視野に入れ、社会に貢献したいと考えています。